ドラマ新参者2話「料亭の小僧」

今回も三井峯子殺害事件を捜査していく加賀恭一。

料亭「まつ矢」の修平に疑いを向けるが、実はそこには夫婦の深い愛が複雑に絡み合っていた。。。

いつまでも変わらない夫への愛。

三井峯子殺害事件を捜査していく加賀恭一（阿部　寛）。

現場に残されてい人形焼が、餡入と餡なしが7対３の組み合わせの人形焼を、同じ店で事件当日に

買った人に、料亭「まつ矢」の見習いの佐々木修平（石黒英雄）がいた事を突き止める。

加賀は煎餅屋「あまから」に続き、「まつ矢」にの松宮脩平（溝端　淳平）と聞き込みに・・・。

青山亜美（黒木メイサ）が書いた記事には「まつ矢」はわさびが売りだと書いてあったのにツンと

こない、と不満を言う加賀に、女将の枝川頼子（夏川　結衣）が「わさびは隠し味だ」と説明する。

それは、存在を主張するのではなく、あくまで主役は素材だと・・・。

修平に話を聞きたい、と女将に頼み修平と話をする。

そして修平に缶コーヒーをあげる。

加賀は人形焼の事を聞くが、全部自分で食べて容器も今日の朝捨ててしまった。と言う。

事件について気になった修平は新聞を見てみる。

実はその人形焼は頼子の夫で「まつ矢」の主人の枝川泰治（寺島　進）に人形焼を買ってくるように言われて

買いに行ったものだった。

しかも、人形焼をご主人に届けに行った先のマンションで、修平は峯子（原田美　枝子）と出会っていた！

人形焼の容器から出た3つ目の指紋の持ち主は…？

でも諮問は修平のものではなかった。

缶コーヒーは、指紋をとることが目的でそれで調べたのだった。

一方青山亜美は、独自に三井峯子事件を追いかける。

一人バーで飲んでいる女将を加賀が話しかける。

三井峯子の部屋にあった人形焼は、実はワサビが入っていた。

泰治が銀座のクラブで遊んでいたことなどを一方的に言う。

一方、小嶋（木村　祐一）が指揮する捜査本部は、泰治と峯子が男女関係だったのでは？？

という疑いを持ち始めていた。

松宮は「まつ矢」に急ぐが、すでに加賀がいた。

全ての愛の謎をあばいていく加賀。

人形焼の容器についていた指紋は、なんと！頼子のものだったのだ。

泰治は、銀座のホステスのアサミ（宮地　真緒）と愛人関係で、アサミは三井峯子と同じマンションに

住んでいた。

泰治はアサミが「人形焼が好きだ」と聞いていて毎回、修平に人形焼を買いに行かせていたのだが、

実はアサミのリップサービスだったのだ。

そのため、アサミは受け取った人形焼を袋ごと峯子にあげていた。

頼子は探偵を使って、泰治の愛人を

知り、人形焼にワサビを仕込んでお灸をすえようと考えた。

あえて真妻のワサビを使ったのは、結婚当初に泰治に言われた「お前は真妻のワサビのように最高の女だ」

という言葉を自分の中で深い思い入れがあることを知っていて欲しかったのだ。

子供のいない二人にとって、この「まつ矢」が子供なのだと…