ドラマ新参者5話「重要参考人は息子の恋人」

「洋菓子屋の店員」離れて暮らす親子の、息子への愛。

峯子の事件を追う内に、峯子の周りに妊婦がいる事を暴く加賀。

しかしそれは、離れて暮らすゆえに勘違いしてしまったけれど、

息子への深い愛情が溢れ出すお話です。

前回のお参りの一件で、なぜ三井峯子(原田 美枝子)が安産祈願をしていたのか・・・?

峯子の家からも、妊婦雑誌が見つかり峯子の周りで身近な誰かに妊婦がいたのでは?と睨む

加賀恭一郎(阿部 寛)

ケーキ屋「クアトロ」のレシートが見つかり、クアトロに行く事に・・・。

事件当日も来店しているのに、何も買わずに帰ったといわれる。

いつも感じがいいと言う、店員のお腹は大きかった。

峯子のメールを探っていくと、大学時代からの友人の藤原真知子(綾戸 智恵)に送ったメール。

「いろいろ考えて、しばらくは見守ることにしました。店に何度も通っているから、怪しまれているかも」

とあった。

クアトロの店員の事か?

しかし肝心の真知子は海外住まいの為、連絡がつかなかった。

一方劇団では、主役になっていた清瀬弘毅(向井 理)が、稽古に身が入らず、ついに主役を

はずされてしまう。

弘毅の元に上杉(泉谷 しげる)が来て、峯子の住所を教える。

峯子が住んでいたマンションがすぐそこの距離だったのは、偶然なのだろうか?

離れていた2年の峯子の思いを弘毅は知らなかった。

加賀は「クアトロ」に舞い戻って来た。

すると先ほどの妊婦の店員が事件当日、峯子からプレゼントを受け取っていた。

開けてなかったので開けてみると、そこには安産祈願の犬の置物が・・・。

峯子は何を思ってプレゼントしたのだろうか?

そんな中、真知子が帰国し警察に説明する。

店というのは弘毅の恋人の亜美の入った店のことだった。

早速「黒茶屋」のマスター(八代 英輝)に聞いても、峯子には見覚えがないという。

亜美を重要参考人として、警察に呼んでみると峯子とは、茶道教室で出会い後から弘毅の母親だと

わかり、弘毅の家族のことを知りたいと思った。

弘毅には言わないまま弘毅は亜美のアパートを出て行ってしまった。

加賀は、弘毅と亜美を小伝馬町に呼んだ。

峯子は美雪を弘毅の恋人だと思い込んで、近くに引っ越してきたものの、妊婦である美雪を見守る

ことに決めたのだ。

峯子が「4ヶ月は息子に会わない」と言っていたのは、弘毅の恋人と思っていた美雪の出産時期を

思ってだった。

犬の置物は、弘毅の恋人の亜美のためのものだったのだ。

泣き崩れる弘毅。

見守る亜美に加賀は言う。

「三井さんが『生きる目的』として入ろうとしていた、保険の受取人はお前だったんじゃないか」

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