ドラマ新参者6話「疑惑の友」

「翻訳家の友」峯子の親友の翻訳家多美子。

峯子の死で恋人とこじれてしまうが、そこには深い愛があった。

峯子の死で恋人とこじれてしまうが、しかしそれは恋人の多美子への熱い思いが

隠されていたのだった。

祝福される恋人どおしの愛。

加賀恭一と、松宮脩平は

三井峯子の親友で、事件の第一発見者の翻訳家の

吉岡多美子(草刈 民代)を訪ねてみる。

多美子は言う。

「6時半に峯子の家に行く約束をしていたけど、急な予定が出来たので、

7時半に変えてほしい、という連絡を6時にした」

変更させたのは多美子の恋人のコウジ・タチバナ(谷原 章介)

コウジから

銀座の宝石店で6時半に待ち合わせという連絡を受けたからであった。

コウジから銀座の宝石店でプロポーズをされ、その時峯子が殺されてしまい、

多美子はショックを受けていた・・・。

峯子の携帯に公衆電話からの着信履歴が残っていたので、多美子に携帯電話を

なくした人はいないかたずねる。

多美子は動揺するも言葉を濁す。

実はコウジが多美子に連絡してきた電話は公衆電話だったのだ。

コウジ・タチバナは人気急上昇中の日系イギリス人の映像作家。

彼は、峯子のことも多美子から紹介されて知っている。

多美子との出会いを聞くもはぐらかされる。

携帯電話を確認すると、無くしてしまったという・・・。

事件のショックから立ち直れない多美子。

峯子の死の責任は自分にあるとさえ感じていた。

そんな時多美子の携帯電話に、公衆電話から電話がかかる。

加賀からであった。

その後部屋に来た加賀は、犯人が公衆電話から峯子に電話をした可能性が高いといい、

多美子と会う予定を1時間ずらしたために、犯人の訪問を受け入れてしまった峯子。

峯子が電話の相手に敬語を使っていなかったことから、親しい間柄であり、

わずか1時間の訪問を許したということは、加賀が多美子にしたように、

家の近くから電話をかけてきたことになる。

峯子の家は、元の夫の清瀬直弘(三浦 友和)も峯子の家を知らなかった。

宝石店への予約時間の変更、峯子宅を知っていた人、刑帯電話の紛失、そして

犯行時間に車で10分の距離にいたコウジを疑う小嶋(木村 祐一)と

上杉(泉谷 しげる)。

結婚してロンドンに向かうというコウジを引き止めるよう、松宮に指示を出した。

しかしコウジは全て予定をキャンセルしていたのだった。

多美子はロンドン行きのチケットを拒否したのだ。

「あなたが突然連絡してこなければ、峯子が死ぬことはなかった」

そう嘆く多美子に加賀が全ての謎を解く!

多美子と宝石店に行ったのは、ほんとはビッグサプライズで、二人が初めて出会った

4月13日午後6時半の花見会から、ちょうど1年後の同じ時間にプロポーズをしたかった

という。

全てがすっきりした多美子とコウジ。

ここでまた人を幸せに陥れる加賀であった・・・。

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