ドラマ新参者8話「共犯者」

「清掃会社の社長」父が若い女と不倫しているのでは?と詰め寄る息子。

それは意外な結末を迎える。

弘毅は父親が若い女と不倫しているのが許せなかった。

だが不倫相手だと思っていた女は、実は血の繋がった自分の姉であった。

会った事もなかった女だったが血のつながりですぐに打ち解ける。

離れて育っても姉弟愛。

上杉(泉谷 しげる)が注目していた峯子(原田 美枝子)の夫、清瀬直弘(三浦 友和)と

宮本祐理(マイコ)が、不倫を隠すために峯子を殺害したのではないか?

峯子の事件の最重要人物として浮かび、24時間体制で刑事の見張りがつくことになった。

上杉の後を引き継いだ加賀(阿部寛)は1人で清瀬と祐理に、話を聞きに行く。

清瀬のアリバイを確認できるのは祐理一人だけだった。

その時加賀は祐理のアクセサリーが気になった。

真新しいネックレスと、小指にずいぶん

古くさい指輪。

息子の弘毅(向井 理)は、父の浮気について聞かれ一度は否定したものの、

前に女性と歩く父を見かけた事があった。

弘毅は、父のことを疑い始めていた。

思い切って父を尋ねるが「くだらない詮索をするな」と追い返されてしまう。

ますます疑ってしまう弘毅。

弘毅が亜美と共に祐理の元へ行き「金目当てで父親に近づいた」と詰め寄るが、

「自分の父親を信用できないのか」と言われ、弘毅は何もいえなくなってしまう。

上杉から貰ったヒントで祐理が小指にはめている古い指輪。

それが古い古い手作りのもので、元々は祐理の母親に贈られたものだという。

そして、その贈り主は…若い頃の清瀬直弘だった!

もう観念した清瀬は自分の過去について話出す。

30年前の清瀬(和田 正人)は、アルバイトをしていたスナックで出会った雇われママの

戸紀子(吉井 怜)と恋愛関係になった。

若き頃の清瀬は自分で作った指輪を贈ってプロポーズをしたけど、離婚歴のある戸紀子は

離婚暦を気にして身を引いてしまった。

戸紀子に色々言われて、これまでの甘えを払拭しようと便利屋に入り、清掃会社を立ち上

げた清瀬は、会社を大きくすることが生きがいになった。

それが2年前、たまたま飲みに行った銀座で戸紀子に生き写しであり、清瀬が贈った指輪を

はめている祐理を見つけた。

戸紀子は、清瀬に別れを告げたときには実は妊娠しており、清瀬は知らなかったこととは

いえかなりの責任を感じ、噂になるのも覚悟の上で祐理に出来る限りのことをしてやろう

と思った。

腹を立てた弘毅を祐理が止める。

見てほしいものがあると言う祐理は幼い弘毅が描いた壁の落書きを出した。

消さない清瀬の優しい父親の一面、それを描いた幼い弟の弘毅。

それを祐理は幸せの家族の象徴として暖かく見ていたのだ。

複雑な思いでありながらも祐理を姉として受け入れる弘毅。

しかし、ちゃんと話してくれていれば離婚する事も、母が殺される事もなかったのでは?と、

父の事は許せなかった。

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